デジカメと食品クレームと保管
なにも食品の品質管理室だけで原因を調べるワケではありません。
営業部門の担当者は、お客様から使用状況・保存方法やクレーム商品がどういった状態であるか?などこと細かく聞き出し、商品を回収し、生産部門、若しくは、配送に関与した担当者に状況を聞き、調べ、原因を調べて再発防止に努めなければなりませんよね。
そこで、クレーム商品を調査する前に細菌検査や物性検査をして回収時の状態が分からなくなる前にデジカメで写真を撮っておかなくてなりません。
今回は、そんな食品の品質管理の仕事の内容から書いてみたいと思います。
以上の事から、食品の品質管理の仕事にとって、デジタルカメラことデジカメは必需品であります。しかしながら、ただ単にデジカメがあればいいという訳ではありません。
条件として、画素数が良いものでないと回収したクレーム商品の状態を判りやすい箇所が不鮮明になります。
また、接写できれいに写ることも条件のうちの一つですよね。
食品では、背景だとかの大きなものは写す必要性はないし、食品そのものが小さいからなるべく小さなものまで接写できるというのは大事なことであるかと思います。
しかしながら、会社としては、あまり高価なデジカメは買いたがらないものですから、インターネットで条件に当てはまる商品を探してみるといいかと思います。
例として、楽天取り扱いデジカメを挙げておきますので、楽天の検索機能を利用し、キーワードを加え、もし宜しかったら参考に探してみてくださいませ。
また、食品のクレームで撮った写真をパソコンに保管するのにワケ分からなくなる経験ございませんか?
こういったサービスもあるので、ご参考までに…
Posted by hinkan : 04:30 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
悲しいクレーム報告
食品の品質管理を仕事をしている上で、一企業としてどうなのだろう?と考えさせられる内容であったので、ちょっと書いてみたいと思います。
食品工場サイドで良くある話なのですが、クレーム発生には管理体制がしっかりしていなければならないかと思います。
クレームは、大きく分けて、人的要因、管理的要因、環境的要因と分かれるかと思います。 その中で、クレームが発生したとなると直接的な原因についてのみ言い訳として書かれるケースが多いかと思いますが、これが大体、人的要因として、誰々が悪い的なことで片付けてしまうケースを多く見ています。
しかしながら、人的要因がクレームとして出ることは、管理体制がしっかりしていなかったり、教育が為されていないから、人的要因でクレームとなるものでは?と考えていますが、みなさんはどうでしょう?
そうそう、先日のクレーム報告書の中で、忙しいからいつもと違う作業員の不注意で計量チェックを行ないませんでした。それをそのまま出荷しましたと…。 よって、その作業員をその機械に着かせず、専任の作業員のみ製造に従事させます。と報告書の中に…。
おいおい、それでいいのかよ~。その人がいなくなった時、いない時はどうするの?と感じました。
企業としては、誰がやっても同じ事ができる様、人に仕事が付くのではなく、仕事が人に付くようにマニュアルを充実させたり、教育を施したりして、金太郎飴の様に誰でも同じ事ができる様、管理体制を強化して行かなくては、企業の成長はないでしょう~と感じました。
今後の食品製造に於いて全数検品などの是正措置を行いなどのことも盛り込まれていましたが、わたしの感想では、残念ながら、作業者は可愛そう、管理不十分な会社なのだな~と感じました。
上に立つ管理者は、自分の立場もあるかと思いますが、実作業者を大切にし、作業環境も整える、教育訓練をするなど、もっと自らを省みることが必要と感じています。
がんばって、食品管理職!
Posted by hinkan : 19:04 | Comments (1) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
アルミ鍋が黒くなったとクレーム
「レトルト袋と関連性があるのか調査して欲しい」とクレームがありました。
調査したところ…、知っている人は知っているかと思いますが… 黒変化現象と言われており、アルミ鍋のアルミニウムと水とで反応して水酸化アルミができて、また、微量のミネラル分やカルキなどとも複雑に反応して固着し、鍋内部の色が黒くなったといううものであります。
当然、お客様に説明をするにあたり、レトルト袋の材質と流出の可能性についてフィルムメーカーの確認をとりましたが…同様のクレームの可能性については、なしと回答。
私たちの祖父母の時代の家庭では、アルミ鍋を使用したケースも多かったようですが、現在に於いては、アルミ鍋の表面に予めアロマイト加工などをして変色しないような鍋が主流となっておりますから、やはりまれにそういった苦情もくるようです。
直接食品のクレームではなく、今回のように鍋の特性といった場合もあるので食品だけではなく、使用する器具の特性や使用環境など幅広く知っておく必要性がありますよね。
また、クレームを受ける側でもある程度の基礎知識も身につけておく必要性もあり、詳細を聞ける体制作りも大切であると感じました。
さて、もし、今回のアルミ鍋の黒色への変色についてですが、アルミ鍋を買った時に初めに行なっておく注意は、購入して使用する前にお米の研ぎ汁若しくは、牛乳を沸かすなどして使用して予め表面をコーティングしてから使用するとなりにくいのでよいかと思います。
更にアルミ鍋が黒変化現象、また変色してしまった場合の直し方については、水とレモンの皮などかんきつ類と一緒に煮たり、リンゴの皮と一緒に煮るなどするとなってしまった後直には除去できるかと思いますので試してみてはいかがでしょうか。
他にもいろいろネットではアルミ鍋の黒変化現象の直し方などについて書かれているので検索して調べてみるといいかと思います。
Posted by hinkan : 22:25 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
食品工場の蛍光灯(白と黄色の使分け方法)
食品の品質管理では、それぞれの意味を持った場所に黄色と白色の蛍光灯を適切に設置しなければならない食品工場の仕事の一つであるかと思います。
そういった事を考え、食品工場での白色と黄色の蛍光灯の設置について記事にしたいと思います。 まず、食品工場で使用する蛍光灯には、割れても飛散しない蛍光灯であるという条件があるかと思います。
万が一、食品工場で蛍光灯が割れても食品の異物混入の可能性にならないものを使用するのが大事ですからね。まあ、それ以上に食品工場の従業員で働いている作業員のみなさんの安全を確保するという意味でも飛散防止型の蛍光灯を使用すべきでしょう。
また、食品工場では飛散防止型蛍光灯の設置という条件だけではなく、落下し辛い様な蛍光灯を選択するか、落下防止の条件を満たしたものを使用することをお薦めします。
さて、以上の条件を満たした上で、白色蛍光灯と黄色蛍光灯の使い分けについて書いてみたいと思います。
食品工場では、白色蛍光灯の場合、照明を目的としたもので作業の明るさを目的として設置しなければならないかと思います。
照度の基準は各都道府県の条例でまちまちですが、実際の食品の作業台などの状況から異物や原料、表示ラベルなどが確認できる条例による照度の基準以上の明るさと作業者がまぶしくない程度の明るさが必要になってくるかと思います。
白色蛍光灯の場合は、そういった異物発見や間違いの発見などと作業者に負担をかけない明るさを中心に設置する場所を選定しなくてはなりませんが、場所選定の際に気をつけなくてはならないのが、昆虫を呼び寄せてしまうという事も考慮しなくてはなりません。
外部から見えない光が外部に出ない場所もしくは、目張りなどをしてそういった環境にしなくては、昆虫による異物混入となってしまう可能性もあるので注意しなければなりません。
では、食品工場での黄色蛍光灯の場合はどうなのでしょう。
黄色蛍光灯の場合は、正直、暗いです。作業場には向きません。ただ、メリットはあります。ある程度の明るさを保ちつつ昆虫が寄って来ないということです。
ただし、黄色蛍光灯を使用した場合に昆虫が嫌がるからと勘違いしている方もいるかもしれませんが、そうではありません。
黄色蛍光灯の場合、白色蛍光灯との違いは黄色い色だけではなく、白色蛍光灯ででる光の波長が違うのです。
白色蛍光灯の場合は、ちょうど昆虫の好んで寄ってくる波長も含んだ光を発しているから昆虫が寄ってくるのであって、黄色蛍光灯の場合は、その光の波長をカット(厳密に言えば少ない)しているから昆虫が寄って来ないだけであって、黄色蛍光灯だから昆虫が避けるというものではないのを知っておく必要性があるかと思います。
食品工場での蛍光灯の使い分けの仕方については、外部に光が見える入り口などの場所は、黄色蛍光灯で対応できるところは対応する。
対応できない場合には、食品工場にシャッターやカーテンを設置したり、目張りしたりして代案で制御することで対応する。
食品工場内部については、白色蛍光灯で早期クレーム要素発見と作業しやすい明るさで環境作りといったことが大切かと思います。
なお、参考までに価格的には、ちょっと値段がはるかもしれませんが、最近は、白色で黄色蛍光灯同様に昆虫の好きな光の波長をカット(厳密に言えば少ない)したものもあるので、食品工場でご参考にして下さいませ。
Posted by hinkan : 16:54 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
アジサイの葉で食中毒
普段アジサイというと家の庭にも花を咲かせていますし、身近なものです。
また、食品の飾り付けとして入っていても不思議ではありませんし、飾り付けであっても、しそなどのように食べてしまいますからね。
食品品質管理の仕事をしている私たちからも情報を発信せなばならない問題であるので、厚生労働省からの一文を引用させて頂きます。
<ここから>
本事案では、飲食店施設等に植えられているアジサイの葉を採取し提供していましたが、アジサイの葉、花等の有毒植物が料理の飾り用として市場に流通していることが確認されています。
つきましては、食中毒予防の観点から、飲食店及び消費者に対し、これらの有毒植物を食品と共に提供又は喫食しないよう注意喚起を行うとともに、市場流通品を確認した場合には、販売者等に対し、食品又は料理の飾り用としての販売をしないよう指導方よろしくお願いします。
<ここまで>
以下は、食品品質管理の仕事の品管人からのマメ知識と経験をお伝えします。 さて、アジサイとは、漢字で書くと「紫陽花」、日本原産のアジサイ科アジサイ属の総称であり、学名は「水の容器」という意味で、そのままヒドランジアあるいはハイドランジアということもあるそうです。
アジサイは、6~7月に紫(赤紫から青紫)のを咲かせ、初夏の目を楽しませてくれる植物ですが、「きれいな花には、毒がある」なんていう言葉もあるように、アジサイには、青酸配糖体を含み、ウシ、ヤギ、ヒトなどが摂食すると中毒を起こすということです。
アジサイの葉などを食べるとそこに青酸配糖体を含み、咀嚼、胃内の消化等により青酸配糖体と酵素が反応し、遊離した青酸(HCN)によって嘔吐、失神、昏睡等の中毒症状を起こすそうです。
私の子供の頃を考えると、子供心にあの実を食べてみようだとか、花を食べてみようだとか、葉を食べてみようといった好奇心や遊びから何も知らずにかじった経験がありますが、今思うと恐い話ですよね。
あなたにもそういう経験はありませんか?
もし、アジサイなどの食中毒を起す可能性のある植物であったならと思うと…。
小さいお子さんをもっていらっしゃる親御さんも私の様なお痛なマネをしないように注意を呼びかける必要性もあるかと思います。
食品品質管理の仕事の上では、製造工場、加工工場などの食品取扱い業者、販売者、飲食店などを含め、アジサイの葉を飾りつけとして使用しているケースもあるようなので、取扱い及び使用しないようお願いしたいところです。
容器包装に入っていたり、定食屋さんで出されれば、出されたものは全て食べるという考えを持つ私と同じ様な昔的な考えの方も多いので、社会的な問題が起こってからでは遅いのですからね。
どうかみなさんも家庭や職場などでも食品に携わらない方々にもアジサイの葉は食べない様注意してくださいませ。
Posted by hinkan : 09:15 | Comments (0) | Trackbacks (1) | Page Top ▲
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管理人:品管人

